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Webサイトのサーバー・ドメイン・CMS等の情報を調べる方法

Webサイトのリニューアルの相談に対応するとき、お客様は「レンタルサーバー」や「ドメイン」をどこで契約したかわからなかったり、Webサイトにどの「CMS(コンテンツ管理システム)」が導入されているかを知らなかったりする場合があります。

どこのレンタルサーバーを利用していてどのCMSが導入されているかわからなければ、制作業務を円滑に進めることができません

お客様が情報を見つけるよりも前に、これらの情報の手がかりを調べる方法を紹介します。

ぜひ試してみてください!

Webサイトで使用しているレンタルサーバーをドメイン名から調べる方法

まずは、Webサイトでどのレンタルサーバーを使用しているかを調べる方法を紹介します。

aguse.jpというサイトにアクセス
対象サイトのURLを入力して「調べる」ボタンをクリック
「逆引きホスト名」を確認

例)users211.vip.heteml.jp

「逆引きホスト名」の末尾のドメインをGoogleで検索

例)「users211.vip.heteml.jp」→「heteml.jp」

使用中のレンタルサーバーが判明

上記の検索結果から「ヘテムル」というレンタルサーバーを使用していることがわかりました。

Webサイトで使用しているドメインの管理会社を調べる方法

次にドメイン管理会社の調べ方について紹介します。

一般的には、XserverであればXserver Domain、ロリポップ!ならムームードメインのようにレンタルサーバーと関連するドメイン取得サービスを利用していることが多いのではないでしょうか?

一方ごくたまに、Webサーバーのみ移行してドメイン管理会社は変えないということもあります。

Webサイトのドメイン管理会社を調べるためには、「Whois情報」を確認しましょう。

Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録者等に関する情報をインターネットユーザーが誰でも参照できるサービスのことです。

詳しい手順について解説します!

aguse.jpというサイトにアクセス
対象サイトのURLを入力して「調べる」ボタンをクリック
「~のドメイン情報」の下部の「WHOISで調べる」ボタンをクリックする
「Registrar WHOIS Server」の項目を確認し、Googleで検索する
ドメイン管理会社の候補がわかる

検索結果から、GMOインターネットグループ株式会社が運営する「お名前.com」というサービスでドメインを取得している可能性が高いことがわかりました。

「Registrar WHOIS Server」で判明しない場合は?

Whois情報の中のどこかにヒントがある場合が多いので、代表的なドメイン取得サービスの名称が入っていないかを確認しましょう。

他にも、ネームサーバから特定できる場合もあります。ネームサーバをGoogleで検索して、該当するドメイン取得サービスが出てこないかを確認しましょう。

Webサイトで使用しているCMS(コンテンツ管理システム)を調べる方法

最後に、Webサイトで使用しているCMS(コンテンツ管理システム)を調べる方法について紹介します!

使用しているCMS(コンテンツ管理システム)を調べるには、Chrome拡張機能の「Wappalyzer」を使用しましょう。

Wappalyzerは、Webページで使われている技術やフレームワーク、サービスを一覧で表示してくれる拡張機能です。

例えば、当ブログで試してみると下記のように結果が表示されます。

これを確認すると、CMSは「WordPress」が動作していることがわかります。

Wappalyzerは、下記から拡張機能に追加できます。

まとめ

契約しているレンタルサーバー、ドメイン取得サービス、導入しているCMSの調べ方について解説してきました。

お客様との打ち合わせの前にこれらの情報を知りたい、お客様から情報が届くまでにすぐに知りたいといった時に、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

最終的には、各種サービスのログイン情報を共有いただき、正確な情報を調査するようにしましょう!