事業内容を教えて下さい地方紙の強みを生かして九州に根差すビジネスを展開

西日本新聞メディアラボは、九州地方で最大の読者を持つ「西日本新聞」のニュースサイトの制作から運用まで行っています。九州地方に密着したデジタルコミュニケーションの担い手として、さまざまな企業や病院、博物館などのサイト制作からサイト保守や運営を行なっています。また、映像製作のプロフェッショナルも在籍し、テレビCMやPRビデオなど映像コンテンツ作りも得意としています。西日本新聞社グループとの連携により、地域に根差したプロジェクトの企画立案から実施まで先導し、強みのWebと映像を使ったプロモーションも手がけています。
地域特化型の事業も展開しています。2014年からは、クラウドソーシングサービス大手「ランサーズ」との業務提携により、九州地域に特化したクラウドソーシングサービス「九州お仕事モール」を立ち上げ、運営も当社で行なっています。さらに、2016年6月からは「九州お仕事モール」の基盤を生かして、“コンテンツマーケティング支援サービス”を始めました。西日本新聞メディアラボが、オウンドメディアの企画から制作、集客施策まで支援するもので、制作の進行管理も当社で行います。また、地元著名人をアサインした執筆など、新聞社のネットワークを生かしたコンテンツ開発ができるのも強みで、これまでに金融、医療、不動産など幅広いクライアントのメディア制作実績があります。
トコトンを導入したきっかけは?コミュニケーションの効率化にお客さんも賛同

制作物の修正指示に使っていたAUNがきっかけで、トコトンを知りましたした。ふと気になって、AUNを作っている会社ってどんな会社だろう?と調べたところフォノグラムさんのサイトに行き着きました。その流れでサイトを見ているとトコトンを発見。内容を読んでみると「あのお客さんとのやり取りに使えそう」と思いました。
そのお客さんというのが、複数の部署をまたいで様々な依頼を頂いている学校法人さんなのですが、担当者の数が多いこともあって、電話・メール・FAXと人によってコミュニケーションの方法がバラバラで、やり取りの煩雑さに困っていました。トコトンにはAUNの機能(Webページのビジュアルをコピーしてその上にコメントを書き込める機能)が付いていて、修正依頼からリリースまで一気通貫で制作進行をフォローできるところが便利そうだと思いました。お客さんに「いいの見つけたので一緒に使ってみません?」と提案したところ、受け入れて頂き、さっそく無料トライアル期間を利用して導入しました。
トコトンの効果とは更新依頼を一元化取りまとめの手間から解放されました
“かゆい所に手が届くシステム”
一番の効果は、更新依頼の方法が一元化できたことです。それまで、複数のお客さんから色々な方法でサイトの更新依頼がきていたのですが、トコトンひとつに更新依頼をまとめることができるので、実際の制作に付随する無駄なやりとりが削減され、案件の取りまとめが楽になりました。Web制作会社さんが作ったシステムとあって、かゆい所に手が届くなと感じます。例えば、進捗度合いに応じてコミュニケーションを促す仕組みがあり、お客さんがトコトンのシステムにログインしていなくても、進捗状況がメールで通知されるので電話でいちいちフォローする手間が省けます。
“いちいち電話するほどでないコミュニケーションを補える”
トコトンのメッセージ機能は、更新作業に特有の細かなコミュニケーションに向いていると思います。いちいち電話する程でもない、あるいは電話はお客さんの都合にかまわず時間を拘束するので気を遣う。だけど、メールはメールで、なんとなく形式ばった文章を作る風潮があるので、時間がかかって煩わしい。その隙間に入り込めるのがトコトンのメッセージ機能だと思います。スマートフォンのチャットアプリの感覚で、カジュアルなやり取りができるので、コミュニケーションにかける時間を減らすことができます。当社では、依頼内容に不明な点があっても、全てトコトンのメッセージ機能でことが済んでしまいます。トコトンを導入したことで、更新依頼を取りまとめる手間が省け、お客さんとのコミュニケーションが円滑になりました。その効果は業務全体の効率化にもつながっていると思います。
※組織名・肩書は当時のものです。
※当事例は、旧トコトンをご利用のお客様の事例です。