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ホームページ管理・保守費用の内訳と相場とは?

ホームページの制作が完了すると、次に必要なのは、ホームページ管理・保守です。

この記事では、ホームページ管理・保守とは何か、なぜ必要か、その費用の内訳と相場について解説いたします。

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ホームページ管理・保守とは

ホームページ管理・保守とは、ホームページの制作後に定期的に行う維持・管理作業のことです。

具体的には、ドメインやサーバーの維持管理、セキュリティ関連のアップデート(WordPressの更新やSSL対応など)、ウェブページ内のテキスト修正などです。

この内容に加えて、新規ページの追加、メールアドレスの管理、アクセス解析、SEO対策などを盛り込んだプランを提供している企業様もいらっしゃいます。

ホームページ管理・保守の契約はなぜ必要か

それでは、ホームページの保守・管理はなぜ必要なのでしょうか?

例えば、ドメインやサーバーの契約切れてしまうとホームページが表示されなくなってしまったり、SSL証明書の有効期限が切れるとエラーが表示されてしまったり、WordPressなどの更新システムのアップデートができていないとエラーの発生や悪意のあるユーザーから攻撃を受ける可能性が高まってしまいます。

このようなリスクを回避するため、また万が一何かトラブルが発生したときに優先的に対応を受けるためにも、自社に詳しい担当者がいない場合には、ホームページの管理・保守の契約が必要です。

また、ホームページの情報を最新に保ち、ユーザーに適切な情報発信を行うためには、ページの修正や追加などを含む契約だとより良いでしょう。

ホームページ管理・保守費用の相場

それでは、このようなホームページ管理・保守は、どのくらいの費用相場なのでしょうか?

私たちトコトンブログ編集部は、「ホームページ管理・保守サービスを提供する50社」について調査を行いました。

ホームページ管理・保守費用の相場は、月額5,000円~50,000円

調査の結果、ホームページ管理・保守費用の相場は、月額5,000円~50,000円ということがわかりました。

相場について10倍もの差があるのは、下記が要因でしょう。

  • サービスの提供者が個人事業主か企業であるか
  • サービスの提供者が企業の場合、その企業規模
  • サービス内容の違い(ページの更新費用を含むか、アクセス解析費用を含むかなど)

また、ホームページ制作会社の視点から、保守費用の算出は、以下の3つから決められていることが多いと考えています。

  1. 人件費
  2. 体制の維持経費
  3. 利益分

例えば、企業が提供するホームページ管理・保守サービスの場合、専属の部署や専任担当がいたり、専用ダイヤルが用意されていたりするため、体制維持にも経費がかかるため、管理・保守費用が高くなります。

費用は高くなりますが、対応スピードやサービスの安定性については利点があります。

「ホームページ管理・保守サービス」という同様の名称でも、サービス内容は大きく変わる場合があります。

ホームページ管理・保守の契約を行う際には、金額だけで決めるのではなく、作業内容や対象範囲をしっかり確認するようにしましょう。

ホームページ管理・保守費用の内訳

先ほど、サービス内容の違いによってホームページ管理・保守の費用が異なると説明しましたが、一般的にホームページ管理・保守にはどのような項目があるのでしょうか。一つずつ詳しく解説していきます。

サーバー・ドメイン管理・保守

サーバーとは、ホームページに関連するデータを保管して、ユーザーがリクエストしたページを表示させるためのシステムのこちです。レンタルサーバーの使用料は、月額500円~数千円程度です。

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、当ブログでいうと、「https://tokoton.biz/blog/」の「tokoton.biz」がドメインにあたります。ドメインの使用料は、「.com」「.jp」「.co.jp」などの種類によって変わりますが、年間で数千円程度が一般的です。

このサーバーとドメインは、ホームページを運営していく中で必要不可欠なものであり、どちらか一方でも不具合が発生すると、ホームページを閲覧することができなくなってしまいます。

例えば、クレジットカードの自動更新設定をしていても、クレジットカードの有効期限が切れたことに気が付かず、料金が払えなくなり、ホームページが閲覧できなくなるということもあります。

自社で管理する自信が無い場合には、サーバーとドメインの管理・保守が必要です。

レンタルサーバーやドメインの料金については、ホームページ管理・保守の料金に含まれている場合と、自社で支払う場合の2パターンがあります。

SSL証明書更新

SSLとは、Secure Socket Layerの略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。

SSL対応していないサイトでは、アドレスバーに「保護されていない通信」と表示されたり、SSL証明書を適切に更新できていない場合、「この接続ではプライバシーが保護されません」といったエラー画面が表示されてしまいます。

このような画面が表示されてしまうと、ユーザーに不安感を与えてしまうばかりか、セキュリティ面でリスクに晒される可能性が高まってしまいます。

また、GoogleについてもSSL対応を推奨しており、SEOのランキング要因としても使用されています。

レンタルサーバーによっては、無料SSLサーバー証明書が提供されており、レンタルサーバー会社により証明書が自動更新されるものもあります。

有料のSSL証明書を利用する場合や、手動での更新が必要な場合には、SSL証明書の更新が必要になります。

データバックアップ

データバックアップとは、サーバー上のファイルやデータベースについて、不測の事態に備えて定期的に複製を行うことです。更新作業時のミスなどにより、ホームページが表示されなくなるなど不測の事態が発生した場合に、すぐに復旧できるようにするために必要な作業です。

ホームページ保守・管理サービスにより、定期バックアップの頻度や、何世代までバックアップを保持するかなどが変わります。

監視・障害対応

監視・障害対応とは、ホームページやサーバーが正常に動作しているかを監視して、何か障害が発生している場合には対応を行うことです。

一次的なアクセス急増による負荷、レンタルサーバーの障害、SSL証明書のエラー、WordPressなど更新管理システムのアップデートエラーなどにより、ホームページが表示されなくなることがあります。

こういった不具合を検知して、対応を行うサービスです。

ヘルプデスク

ヘルプデスクとは、ホームページや更新管理システム、メールアカウントなどについてお客様からのお問い合わせに対応する窓口サービスのことです。

例えば、「WordPressからお知らせを投稿する方法がわからなくなった」などのお問い合わせへの対応などです。

ホームページ保守・管理サービスによって、メールのみ対応の場合や、電話での対応を受け付けている場合、専用ダイヤルが用意されている場合など、さまざまです。

CMS(コンテンツ管理システム)の保守

CMS(コンテンツ管理システム)の保守とは、WordPressなどのシステムのバージョンアップやプラグイン(拡張機能)のバージョンアップ、バージョンアップに伴う不具合対応や、データのバックアップなどを行うことです。

システムやプラグインのバージョンを最新に保つことで、脆弱性対策を行い、セキュリティリスクを軽減することができます。

ページ修正・追加

ページ修正・追加は、ホームページ上の既存ページの修正や新規ページの制作のことです。

代表挨拶や求人の募集要項などの文言修正や、新サービス開始に伴う新規ページの制作などが当てはまります。

更新管理システムでは、対応できないページ修正や追加の場合、このサービスが必要になります。

ホームページ保守・管理サービスによって、下記のように対応が分かれています。

  • 月8時間以内など指定時間内に収まる作業であれば無制限対応
  • ページ修正は無制限、ページ追加は追加費用
  • ホームページ保守・管理サービスの対象外のため追加見積もりが必要
  • ポイント制で作業依頼が行えるサービス

どのくらいの頻度でどのくらいの作業量のページ修正・追加が発生しそうかを事前に想定しておくことで、適切なサービスやプランを選択できるようになります。

ホームページの更新管理業務に特化したプロジェクト管理ツール「トコトン」では、ウェブ制作に関する金銭的な取引をポイントに置き換えることで、作業単位の金額見積もりなどを省き、やり取りを簡略化できる「ポイント機能」を導入しています。

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メールアカウント管理

メールアカウント管理とは、従業員の入社や退職などと合わせて、メールアドレスの追加や削除などの対応を行うことです。

保守・管理サービスによって、アカウントの作成のみ対応するものと、OutlookやThunderbirdなどメーラーでの受信設定などまでサポートまで行うものがあります。

アクセス解析

アクセス解析とは、ホームページへのアクセス状況について、アクセスユーザー数、ページビュー数、流入元、流入キーワード、ユーザー属性などについて、アクセス解析ツールを用いて分析するものです。

ホームページ保守・管理サービスによって、簡易的なレポートが送られてくる場合、改善点などを含めた詳細レポートが送られてくる場合、訪問してレポートの内容を説明する場合などに分けられます。

50社分調査した結果、ホームページ保守・管理サービスにアクセス解析が含まれてくるのは、月額2万円以上のサービスに多いようです。

SEO対策

SEO対策とは、Google検索などの検索エンジンの検索結果に、自社のウェブページが上位に表示されるようにするための施策のことです。

SEO対策と一括りにできるものではなく、大きく分けて下記の3つの対策があります。

  • 内部対策
  • 外部対策
  • コンテンツ制作

内部対策とは、ホームページの内部に対する施策で、XMLサイトマップの設置や内部リンクの最適化、ページタイトルの最適化やタグ構造の最適化など、検索エンジンが正しく情報を取得できるようにする対策などが当てはまります。

外部対策とは、他のサイトから被リンクを獲得するために行う施策のことを指します。

コンテンツ制作とは、上位表示させたいキーワードに対して、最適なコンテンツを新規制作し、検索流入を獲得するための施策のことを指します。

このようにSEO対策は多岐にわたるため、ホームページ保守・管理サービスにおいて、SEO対策が何を指しているのかを事前に確認しておく必要があります。

コンサルティング

コンサルティングとは、ただホームページを維持するだけではなく、ホームページを活用して売上・利益を上げるためのアドバイスなどの支援を行うことを指します。

コンサルティングを含むホームページ保守・管理サービスの場合、月額数十万円以上かかることが多いです。

ホームページ管理・保守費用を下げる方法

これまで紹介してきたホームページ保守・管理サービスの内容やその濃さなどに応じで、月額料金は変動します。

それでは、ホームページ管理・保守にかかる費用を抑えるにはどのようにすれば良いのでしょうか?

それは、自社で行える内容は、自社で行うということです。

サーバーの管理費を抑える

一般的なホームページ用のウェブサーバーであれば、比較的安価なレンタルサーバーで十分です。

管理の意味合いにもよりますが、実質のサーバー管理は、制作会社が行なっているのではなく、レンタルサーバ事業者が行っています。

もちろん、それも承知で情報の切り分けを制作会社にお願いしたい場合は、その費用を支払うというのは道理にかなっています。コスト優先であれば、それらの機能も自社で持たせて費用を削減できます。

機能面とコスト面が適ったレンタルサーバー会社と直接契約すれば、中間コストを削減できます。

それで制作に影響があるかと言えば、ほとんどないはずです。ホームページの制作に必要な情報(FTPやデータベース)を開示してもらえれば、制作に影響はありません。

しかし、あまりにも廉価なプランを選んだり、古いサーバーだと、制作に支障をきたすことがあるので、制作に必要な要件を事前に、制作会社とすり合せておくことが必要です。

ドメインの管理費を抑える

サーバー同様に、ドメインについても実際に管理しているのは制作会社ではなく、ドメインの指定事業者です。

これも制作会社を介して、保守費用に含まれた形になっていれば、中間コストを削減できる余地があります。

ただ、実際には顧客サイドに、サーバーやドメインに関して詳しい担当者がいない。とか、学習に手間をとれない、あるいは内部コストの方が高い。方針として「餅は餅屋」と考えてる。といったように、様々な理由で制作会社に委託する場合のほうが多いようです。

制作のルール化でコストを抑える

制作会社側が明確なルールを持ち合わせていなければ、顧客サイドからルール化を提案する事もできるはずです。

ルールを事前に決めてやり取りを行うことで、無駄な作業やコミュニケーションロスを防ぐことができ、結果として制作時間や管理時間短縮につながりコストを抑えることが可能です。

ルールがない事でトラブルが発生する可能性があるため、何もない状態で運用に入らず、まずはルール作りを行う事が、後々のお互いメリットとなります。

顧客サイド制作サイド
・年間予算の共有投入できる費用が導き出せる
・予定する施策の共有作業単位の費用が導き出せる
・年間の施策が決定できる単価が決定できる
・都度の施策実行金額交渉・アサインが円滑

さらに、金額をポイントに置き換えて、見積書作成や金額交渉を排除するという方法を採れば、よりスピーディーなホームページ管理を実現できます。

単価のやり取りを、ポイントに置き換えるメリットは、見積書発行や金額交渉の簡略化だけではありません。

1ポイントが何円なのかは、取引相手によって変える事ができますので、儲け分の調整もやりやすくなります。

例えば、エンドクライアントの間に代理店が入っている場合などは、上代として1pt=10,000円でエンドクライアントに作業を提供し、下代として1pt=8,000円で制作会社から作業を提供してもらう。といった様に、同一ポイントでやり取りをしながら、金額差をつけることができます。

事前に取り決めておくことで、これまたスムーズな取り引きを可能にします。

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